好きな人ができた・・・・でも、彼(彼女)と宗教が違う。
こんな悩みを抱えた日本人は結構いるでしょう。
宗教はデリケートな問題に発展することも珍しくなく、宗教の違いから破局に至ってしまった例なんてザラにある。
好きなのに・・・別れる。
悲しいことです。
本来、宗教とは心の拠り所であり、自分が信じるものを他者に押し付けてはいけないと思うのだが、世界中では宗教の違いが生む戦争が無くならないのも事実。
神や仏など、我々を凌駕する超絶的な存在を崇める行為が宗教なのか?
道徳的規範となる戒律のようなものを自分に言い聞かせるための存在なのか?
とにかく、難しいことはわからないけれど、結婚をするのに相手の宗教との違いで破談するなんてことはあるんです。
あなたは宗教なんて興味なーい。と言っても、周りが許さなかったりするんです。
お見合いでも「宗教」の明記は必須項目
恋愛、人を好きになるって素晴らしい。そう思うけれども、その恋愛あるいは結婚に付きまとう可能性があるのが宗教の違いによる問題だ。
例えば、お見合い結婚の場合は相手に公開するプロフィールの項目に「宗教」に関する特記みたいなのを設けているところも多い。
それは、宗教の違いによるトラブルを避けるためだ。
間違いなく明記しておかないと、お見合い相手を紹介するサイドにも大きなクレームが寄せられてしまうのです。
お見合いについては、結婚相談所などに多くの会員がいるものの、人数が多いだけに様々な価値観や考え、宗教の人も増える。
日本人の多くは信仰している宗教が仏教ですが、熱心な信者の人もいれば、何となく”仏教”って言っている人も多いです。
それに、新興宗教とか〇〇学会のような宗教とか、キリスト教やその他の宗教を信仰している方だっている。
夫婦になったら同じ宗教?それが問題になる
私の知り合いに、ある特定の新興宗教を信仰している方がいるが、恋愛・結婚相手となる人が見つからないと嘆いている声を聞くこともある。
が、迂闊に相性がよさそうな人を紹介するってわけにもいかないのは、宗教の問題があることは正直なところ否めません。
もう、同じ新興宗教の仲間の中にパートナーとして良さそうな人を見つけるしかないのでは?と思ってしまうのだ。
やはり、この場合も同じように自分が信仰する宗教集団の中でパートナーを見つけることができれば、一番良いのかもしれません。
日本では、夫婦で別々の宗教だという家庭もありますが、多くは夫婦で同じ宗教じゃないでしょうか。
海外では、夫婦は同じ宗教でなければいけないというルールが存在するところもありますし、改宗するしかありません。
しかし、これは避けようがないのです。
それをも乗り越えていけるならばよいですけど、どうでしょう?
夫婦別の宗教って大変ですよ。
お墓も別々??
日本人の宗教への意識が最も高まる時は結婚するとき
普段、私たち日本人の多くは宗教を意識することはあまりありません。葬式の時とか法事とかくらいに意識が高まりますが、自分の人生を左右しそうとまでは思わないですよね。
ところが、お見合いをしたり、結婚を意識する時は相手の宗教を最高に意識するようになります。
うちの家系は浄土宗だから、とかうちはクリスチャンだからということで、まずは宗教で相手の振り分けをしたりするかもしれません。
相手の宗教のことを知らずに親交を深めていったとき、ふとしたところで相手の宗教を意識するようになるかもしれません。
自分との関わりを切り離せなくなるわけですから、どんどん悩みの種になったりするのです。
相手との宗教の違いは乗り越えられないのか?宗教の違いと離婚率
結論から言うと、宗教の違いと離婚率はあまり関係ない。
むしろ、結婚できるかどうか?という問題の方が大きい。
相手との宗教の違いは乗り越えられないのか?ということについて、実は複雑なんです。
お見合いならば、宗教の問題だって事前に分かった上で相手と会うわけですから回避できる。
なので、宗教の問題が原因で離婚に発展するということは、まぁ確率的に低い。
恋愛の場合は、交際後に相手の宗教の問題が出てきた・・・ということもあって、なかなか結婚のハードルが高くなるケースもあるようです。
しかし、宗教の違いが結婚の壁になるのは珍しいことではなく、両親とか親戚の反対があったりと難しいことになります。
特に独自の規律がある宗教を信仰しているような場合は、そのハードルは一気にあがるでしょうね。
宗教の違いを乗り越えられるかどうかは、いかにして周囲を説得できるかどうかにかかっています。
宗教の違いで結婚をダメにしてしまわない方法
男女の恋愛、特に結婚においては宗教の問題は無視できないわけですが、この宗教観をクリアした結婚をする方法の1つにお見合いがあります。すでに恋愛関係にある相手がいる場合は、お互いに認め合うか、どちらかの宗教に改宗するしか方法はありません。
日本は宗教の自由が認められている国ですから、相手の宗教のことを否定する権利がないのですから。
しかし、これから相手を見つけるという人はお見合いによって、宗教の問題が解決できます。
人によっては「お見合い」という響きだけで、お見合いは自分で恋人や人生の伴侶を見つけることのできない恋愛弱者が集うところという固定観念を持っている人さえいますが、お見合いもれっきとした恋愛です。
出会いの形が違うだけで、お見合いをした後には必ずデートしますし、その中で相手との相性を自分の中で見定めます。
学生の頃の勢いだけで何となく付き合う恋愛をしたことのある人も、お見合いをしてみると合理性に頷けるのではないかと思うのです。
とりわけ、宗教については街で出会った異性にいきなり「宗教は何を信仰していますか?」なんて質問しないですよね。
でも、お見合いでは宗教観は大事なチェックポイントとして相手に提示することになっています。
なので、最初から宗教が違う!ということが起こらないので安心できるのです。
さらに、昔のお見合いをイメージするように仲人さんが「この人どう?」と勧めてくるのではなく、お見合い会員の中から自分で気になる人に「会って話しをしてみたい」とリクエストする形が今は主流です。
相手がOKすればお見合いをし、そして、お見合い後にもう一度会うか会わないかを結婚相談所に返事をするのです。
自分も相手にもう一度会いたいと返事し、相手ももう一度会いたいと返事してくれたらプライベートで連絡を取り合ってデートします。
それまでは、プライベートの連絡先は教えてもらえません。
デートを2、3回繰り返したら結婚するかどうかを決めます。
もう短期決戦ですね。
相性なんて最初の数回で決まるようなものなので、ダラダラと長く付き合ってもあまり意味がないのです。
ここに違和感を感じる人もいますが、実際に短期決戦だと思えば2、3回のデートって凄く濃密な時間を過ごせることが実感できるはずです。
もし、あなたがまだ見ぬ相手にめぐり合えていないのでしたら、是非、お見合いをしてみることをおススメします。
もちろん、利用する結婚相談所選びはとても重要です。
登録している人のタイプや年齢層が異なりますので自分に合ったところを選ばないと上手くいかなかったりもしますので